
2005-04-03
様々な要素が目まぐるしく回っている。平日は色々と割り込みが多くなってきたため,休日の勤務がより重要性を増してきた。今日はかなり集中して作業することができたものの,明日からはまた細かなやりとりに明け暮れることになるだろうと思う。
今は10時出社・0時退社のペースを安定して保つことができている。案外辛くもなかったので,もう少し頑張ってあと1時間勤務時間を延ばしたいと考えている。恐らくその辺りが自分の限界であり,それ以上無理に延ばせば逆に生産性は落ちてしまうだろうと予想している。
ある物事について考えるとき,それを異なるふたつの視点から捉えてみることが,より客観的な考えを与えてくれることがある。
トム・デマルコ氏と永守重信氏は,まさにその「異なるふたつの視点」を与える存在であると感じる。
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2004/01/30/647980-000...
http://www.nidec.co.jp/corporate/top/backno/backno.html
http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20050203/10575...
両氏とも,従業員の意識(モチベーション)を高めることが最も重要であると主張している点には違いが無い。ただし,そのアプローチは全くの正反対であり,その違いに眩暈すら覚えかねない。
永守氏は基本方針として "3Q6S" を挙げる。 "3Q" は「良い社員」「良い会社」「良い製品」を表す3つの "Quality" であり, "6S" はそれを実現するために必要となる6つの要素 ― 「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「作法」「躾」を表す。また,遅刻・欠勤を許さず,一定の出勤率と勤務時間を保つことを従業員に対して求めている。
永守氏の言説は,「旧き良き日本企業」を感じさせる精神論に溢れている。アナクロと感じられるかもしれないが,実際には,過去に23回のM&Aを成功させ,近年には倒産寸前まで傾いていた三協精機を僅か一年で過去最高益にまで復活させたという実績が存在する。
2005-04-04
やはり平日になると細かな案件が頻繁に上がってきて,なかなか作業に集中することができない。それらを処理することが仕事であることを承知している以上,積極的にこなすようにはしているものの,既にいくつかの期限付きの作業も抱えていることから,両者のバランスをとることが難しくなっている。非常にもどかしい状態だ。
フロー理論の提唱者として有名なチクセントミハイは,フロー(行為への没入)を生み出す要素として,人の持つ技能のレベルと,行為の挑戦の度合いに着目している。
http://www.rasch.org/rmt/rmt73j.htm
http://www.mng.toyo.ac.jp/publication/kenkyujoronshu/r26/10_...
技能のレベルに対して挑戦の度合いが高過ぎれば,緊張は不安を生み出し,やがてフローを押し潰してしまう。
面白いのは,技能のレベルに対して挑戦の度合いが低過ぎてもいけないと指摘している点だ。挑戦の度合いが低過ぎれば,退屈はまた不安を生み出し,やがてフローを腐らせてしまう。
開発プロジェクトにおいても,目標が適度な困難さを伴っている場合には,集団の中にフローが生まれ,生産性が最大限に高まり,開発者達は独特の幸福感を味わうことができる。しかしその目標が極端に困難なものであったり,あるいはありきたりのつまらないものであったりすれば,自ずとフローは崩れ,最終的には労働の動機を保つことさえ難しくなってしまう。
http://www.kobe-mba.net/life/thesis/workingpaper/2002/0219mi...